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田中 様
ご投稿、お尋ね、ありがとうございます。ご返事が遅くなりました。
綺堂研究では、(私の)弱点になっているところで、中国文学の素養もないものとしては、お手上げ状態でした。そこをご研究なさっているとのことなので、敬服します。
柴田宵曲については詳しくありませんが、著作では、お尋ねの件に関しては、柴田宵曲「妖異博物館」(青蛙房、1963)や、柴田宵曲文集第1-8巻 木村新ほか編(小沢書店, 1990-1994)あたりが、関係しそうな文献ですね。もうお調べになったものかもしれません。私も近くの図書館をあたって見たのですが、これらの書物を所蔵しておりませんでしたので、内容的に関連した本かどうかはわかりませんでした。
私が、宵曲が綺堂作品のネタ本を暴露(?!)したもので、知っているのは、『岡本綺堂戯曲選集』(青蛙房刊、全8巻)の「月報」(全8号)に載っている、「綺堂読物の素材(1−8)」です。読んでみるとなかなかのものです。これあたりが参考になるのではないかと思います。この記事が、柴田宵曲集(上掲)や作品の中に再録されていれば、幸いですね。
田中さんには、この「月報」を一度探されることをお勧めします。図書館などになく、入手が困難であれば、私の方でコピーするなりしても構いませんが。
この程度ですが、お役に立てるのならば幸いです。ご研究・論文のご進展を祈っております。
和井府
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